2015年度 見る!視る!観る!放送業界就職への道

日本映画を代表する3作品について解説しました

2015年12月17日

第5回の学Booo。
まずは、日本を代表3つの映画について、「七人の侍」「東京物語」について解説。特に黒澤作品は強く海外の監督に影響を与えたこと、例えば「七人の侍」は「荒野の七人」に。「隠し砦の三悪人」は「スターウォーズ」に。

また、「東京物語」は、先日逝去された原節子さんの代表作であることを小津安二郎監督の作風とともに紹介した。その後、いよいよ作品鑑賞、モノクロ作品であること、音声が非常に悪いことを念頭に視聴してほしいことを伝えて上映スタート。
長編作品であることを考慮し、途中、講師の判断で20分ほど早送り、講師の一番好きなシーンで一度、DVDを止めて解説、さらにクライマックスに向かうシーンではその後の展開を想像して予想してもらった。上映再開後は、まさかのシーン、涙を誘うシーン、有名なブランコに乗りながら「ゴンドラの歌」を歌うシーンを過ぎ、なんとか鑑賞終了。

鑑賞後は全員に予想していたシーンが当たっていたかどうかを尋ね、最後に全員の感想を求めた。合唱部で老人ホームを尋ねた際「ゴンドラの歌」を歌った経験がある等の感想?もあり、作品の持つ影響力を感じながら今年最後のロングラン学Booo終了。みなさん、今回もお疲れさんでした~。