2018年6月8日
6月に入ってから、学習ステーションで『ソクラテスの弁明』に
読みふける学生の姿が目につきはじめました。
なぜ授業でもないのに小難しい哲学書を読むのでしょうか?
もちろん、読書を愛するサークル・ビブリオフィリアのためです!
今日は、古代ギリシアの哲学を専門とする学習ステーションの藤田先生のガイドで、
プラトンの『ソクラテスの弁明』(藤田先生オリジナルの翻訳)の内容について、
みんなでディスカッションをしました。
話題にのぼったのは、
・ソクラテスにとって「神」って何なの?
・ソクラテスは死刑にするべき?
・ソクラテスの言っていることは正論だと思うけど、自分にはついていけない
などです。
みんなで率直に議論ができて、ソクラテスが突きつけた
「善く生きる」とはどういうことかを考えるいい機会になりました。
読書会の終了後は、古代のアテナイの街を体験するVR(バーチャル・リアリティー)、
”Athens in VR”をプレイして、みんなで大興奮。
古代ギリシアのことをいろいろ知れて楽しいひとときでした。