2018年度 読書サークル・ビブリオフィリア

福澤諭吉『学問のすすめ』の現代語訳を読んで、ディスカッションを行いました

2018年12月12日

今回のビブリオフィリアでは、参加者の多数決で選んだ本をみんなで読む読書会を開催しました。
水曜日は誰もが名前を知っている古典・福澤諭吉『学問のすすめ』の現代語訳の読書会、そして金曜日はカフカの『変身』です。

 『学問のすすめ』では、当時の人たちがこの本をどう読んだのか、
明治時代初期の識字率は、福澤は社会的弱者に厳しすぎないか、などが話題になりました。

また、カフカの『変身』では、虫はどんな姿をしていたのか、
虫の大きさはどれくらいか、グレーゴルの家族の虫に対する関係性はどう変化していくかなど、
参加者のバラエティーに富む視点が共有できて盛り上がりました。