2018年度 京しかミーツ

子どもむけワークショップの開催

2018年12月20日

8時に集合し、バスで会場の京北黒田地域のきくやカフェに向かいました。
9時過ぎに到着し早速に準備を始めようとしていると、近くの畑に鹿がかかって死んでいるとのことで、その様子を見に行きました。

鹿は、畑に入らないようにするために張られたネットに足がからまり死んでいました。
獣害という言葉は知っていますが、実際にこのような光景を見たのは初めてで、現地に来たからこその経験でした。

死後数時間が経過しており、お腹が膨れていてもう食用にはできず、猟師さんが山に捨てに行くとのことでした。

会場の掃除、受付準備、調理補助など、役割分担に従って準備を進めました。
参加者は小さい子どものいる親子、小学生・中学生で、はじめに鹿肉をミンチにし、羊腸に詰めていきました。

ソーセージはきくやカフェのおくどさんで茹で、フライパンで焼きました。
そのゆで汁で鹿肉だんごのスープを作り、その他に地域の食材を使ったカボチャのサラダ、鹿肉のカツ、野菜サラダがあり、地域のパン屋さんの米麹を使ったパンにはさんでいただきました。

 

食後は、鹿被害にあってとても困っている農家の方のお話、猟師さんのお話、右京区さきがけ隊の三谷さんによる鹿クイズを楽しみました。
その後参加した大人の方からも質問がたくさん出ました。参加した方のアンケートでは、内容も料理も充実していて大変満足したという感想が多かったです。

はじめての子ども向けの活動でしたが、地元の方が多く参加してくださり、被害の状況などリアルな声を聴くことができ、大変充実した活動となりました。