2019年度 コミュニケーション支援プロジェクト

加音 西京極作業所を訪問しました

2019年12月13日

加音 西京極作業所を訪問し、作業所の活動をご紹介いただいた後、3名の利用者様をご紹介いただき、言葉を増やしたいというご希望に沿って、絵本の読み聞かせを行いました。

以下は参加学生からのコメントです。

 

(学生1)

加音に訪問させていただいて、当事者の方のお話しを聞き、自分の言いたいことが言えない、表現できないということがどれだけ辛いか、絵を見て実感しました。
松田先生がST(言語聴覚士)としてできることを提案していた時に、私もお手伝いしたいと強く感じました。私はまだまだ未熟なので、松田先生に教わって少しでも力になりたいと思いました。

 

(学生2)
今回初めて自閉症やアスペルガーの方とお会いしました。
印象に残っていることは、PECS(※1))というコミュニケーション方法では、ニュアンスの面でははっきり好き、嫌いと表現するのが難しいということです。
その点において、形や色で表現することもできると知り、いろいろな伝達手段があるのだなぁと思いました。
また、コミュニケーションに困っている人がたくさんいると聞いて、これから加音に訪問させていただくに当たってたくさんお話ししたり、話す機会を自分から積極的に作りたいと思いました。

 

※1 PECSとは、Picture Exchange Communication System(絵カード交換式コミュニケーションシステム)の略で自閉症の方やコミュニケーションに課題を持つ方が自発的なコミュニケーションが取れるよう、カードを使って教えていくもの。