2020年2月5日
大学から車で約1時間、右京区役所京北出張所につきました。
まず、農林業振興センターの方から、京北地域の鹿やイノシシによる被害状況についてお話を伺いました。
ここ2~3年は被害を防ぐための柵や罠も増え、被害の届け出は年中あるものの、
被害自体は減ってきているとのことで、農林業振興センターの方々は少し安堵しておられる様子でした。
私たちは被害はどんどん広がっていると思っていたので実際のところ、びっくりしました。
そのあと、黒田地域にあるきくやカフェに伺い、京北で猟師をされている方から罠猟のこと、鹿肉のおいしい調理法について教えていただきました。
猟師さん曰く、2歳までの若い鹿の肉が柔らかくておいしいとのこと。
私たちは山林や田畑を荒らすために駆除された鹿の命を無駄にしないようにと活動しているのでこれもビックリでした。
しかし、試食にと持ってきてくださった猟師さん一押しのローストはとても柔らかくておいしかったです・・・。その後、カフェの鹿肉のフライ、つみれなどの定食をいただきました。
猟師さんにもいろいろな考えの方がおられますし、命を無駄にしないこと、美味しくいただくこと、私たちの活動ももっとしっかり考えなければなりません。
今回の視察は3人しか参加できませんでしたが、内容の濃いものでした。