2022年度

11月の活動(KOKA☆オレンジサロン,勉強会)

2022年12月7日

11月は、前半にKOKA☆オレンジサロンを開催し、後半には毎年恒例の上級生から下級生に向けた勉強会を開催しました。

今回のオレンジサロンでは、いつものように運動と脳トレを行った後、本学の健康栄養学科の橋口美智留先生から「しっかり食べてフレイルを予防しよう!」のテーマで講義をしていただきました。その後、学生たちのコーナーで、自分たちで考えた「ある・なしクイズ」、声を出しながら左右の手で異なる動きをする手遊び、呼吸と発声のトレーニングの「のど仏スクワット」、お口の筋肉を鍛えるパタカ体操、などを行いました。

その他に、来場者の発声持続時間や嚥下機能の簡易テストを行いながら、交流させていただく時間もありました。

学生の振り返りには、「進行が前より上手にできた」「前回より積極的に話しかけることができた」「前回より参加者の方と楽しく話すことができた」との前回からの改善点や、「前で話す時に緊張して上手に話せなかったので、前に出ても落ち着いて話したい」「お一人と話す時間が長かったので、次は多くの人と話せるようにしたい」など、次回に向けた視点、「次回も絶対参加すると言っていただいて嬉しかった」との来場者からのお言葉についての感想がありました。

異なる世代の方々との交流に楽しんで取り組めているようで、今後も楽しみながら活動を続けてもらえたらと思います。

上級生から下級生への勉強会は、学習ステーションのラーニングルームで行いました。摂食嚥下のメカニズムの説明や、飲み込みやすい食品の紹介として、とろみ剤を入れた飲み物を作る演習がありました。

最近発売されて話題の、炭酸飲料用のとろみ剤でサイダーにとろみをつけたものは美味しかったのですが、普通のお茶にとろみ剤を入れたものは、飲みやすい味ではなく、下級生からは飲むのが辛いと言った声が聞かれました。摂食嚥下障害の方々の支援を行う際に、この体験が役立つといいですね。