2024年度 本×図書館サークル「ビブリオフィリア」

マーブリング技法で栞を作ろう

2025年3月25日

3月17日の活動では、マーブリング技法を使って「栞作り」に挑戦しました。講師は日本画家の松下みどり先生で、材料もすべて先生が準備してくださいました。先生が作ってくれたマーブリング液に、学生たちは筆を使って思い思いの色を落としていきました。さらに、竹串でかき混ぜて模様を作ることもできます。その後、水面に紙を静かに置くと、あら不思議!美しい模様が紙に写し取られました。紙に写し取った上に花びらやキラキラしたパーツを乗せ、ニカワで固定したバージョンも作りました。普段、アート制作にあまり触れる機会の少ない学生たちも、楽しんで取り組んでいました。その結果、数多くの素敵な作品ができあがりました。

ただ、今回は栞の形に仕上げるところまでは至らず、その作業は来年度に持ち越しとなりました。完成した栞は、図書館で希望者に配布したいと考えています。 さらに、来年度はブックカバー作りにも挑戦したいね、という話も出ています。

本屋さん巡り

2025年3月11日

今年度も本屋さん巡りに行ってきました

今年は、まず丸太町通を上がったところにある「誠光社」からスタートしました。本好きの女子たちは、皆、目を輝かせながら本を眺めていました。

その後、「ItalGabon(アイタルガボン)」で昼食。店内にもたくさんの本があり、本を見たり、学生さんとお話ししたりと、楽しいひとときを過ごしました。

昼食後は、鴨川のほとりを歩いて出町柳まで移動。途中、偶然、岸辺で「本の交換所」を運営している方に出会いました。とても面白い取り組みで、思わず足を止めてお話を聞きました。

次に叡山電車に乗って向かったのは「一乗寺ブックアパートメント」。ここはシェア型書店と呼ばれ、本棚のひと棚ごとに「棚主」がいるという、非常にユニークな形態の書店です。多様な本がそろっていて、学生さんたちも興味津々。皆、それぞれ気になる本を購入しました。「ガチャ本」という封筒に入っていて買って開けるまで、中身が分からないと言う本を買ったMちゃん。あとで開けてみたら『妻が椎茸だったころ』と言う本が出て来ました(めっちゃ内容気になります)。

その後、近所の「マヤルカ古書店」に立ち寄り、最後に「恵文社」へ。

どの書店でもついつい本を買ってしまい、お財布が軽くなった本好き女子たちでした。学生さんたちも楽しんでくれたようで、充実した一日となりました。

谷川俊太郎さんを偲び、詩を読む会

2025年3月11日

後期の最初の活動では、20241113日に逝去された詩人・谷川俊太郎さんを偲び、本学図書館に所蔵されている谷川さんの詩を各自で読み、その中から特に心に響いた一篇を選びました。そして、A3用紙に詩の雰囲気や自身の感じたことが伝わるようにレイアウトしました。現在、それらは図書館1階に展示されています。谷川さんの詩の魅力を体感できる貴重な機会ですので、ぜひ足を運んでご覧ください。

選書ツアー

2024年10月3日

 今年度3回目の活動は、京都BALにある丸善の京都本店に選書ツアーに行きました。選書ツアーは、図書館に置く本を書店で直接学生さんに選んでもらう企画です。参加してくれた学生さんからは「たくさん本を選べて、もっと本を読みたくなりました」「書店に行く機会となり、とてもよかった」「図書館の利用者に需要がありそうな本は何か探すことは、頭をとても使うが楽しかった」「あれもこれもと目移りしていました」という感想がありました。学生さんたちが選んでくれた本は、学生選書フェアで展示をした後、図書館1Fの学生選書のコーナーに配架します。ぜひ皆さん見に来てください。

図書館司書さんのお仕事を覗いてみよう

2024年6月25日

今年度3回目の活動は、「図書館司書さんのお仕事を覗いてみよう」でした。

私たちが図書館で目にしている本が、書架に並ぶまでにどのような手続きが取られているのか、スタッフさんから教えてもらいました。それから、システムに図書登録をしているバックヤードを特別にのぞかせてもらいました。カウンター業務では、貸出、返却だけでなく、レファレンスや他大学利用についての説明を聞いた後、書棚に本を返却にいきました。書庫への洋雑誌の返却は似たようなタイトルがあり、場所を探すのが少し難しかったようです。最後はあまり目にしない1階の古い挿絵の本や展示ケースをながめて、終了しました。

本好きの学生たちなので、興味津々な様子で話を聞いていました。バックヤードを知ると、図書館をさらに身近に感じることができて、良かったです。