2018年度 読書サークル・ビブリオフィリア

プラトンの哲学書『ソクラテスの弁明』を読み、担当者のガイドで内容についてのディスカッションを行いました

2018年6月8日

6月に入ってから、学習ステーションで『ソクラテスの弁明』に
読みふける学生の姿が目につきはじめました。
なぜ授業でもないのに小難しい哲学書を読むのでしょうか?

もちろん、読書を愛するサークル・ビブリオフィリアのためです!

今日は、古代ギリシアの哲学を専門とする学習ステーションの藤田先生のガイドで、
プラトンの『ソクラテスの弁明』(藤田先生オリジナルの翻訳)の内容について、
みんなでディスカッションをしました。

話題にのぼったのは、

・ソクラテスにとって「神」って何なの?
・ソクラテスは死刑にするべき?
・ソクラテスの言っていることは正論だと思うけど、自分にはついていけない

などです。

 

みんなで率直に議論ができて、ソクラテスが突きつけた
「善く生きる」とはどういうことかを考えるいい機会になりました。

読書会の終了後は、古代のアテナイの街を体験するVR(バーチャル・リアリティー)、
”Athens in VR”をプレイして、みんなで大興奮。
古代ギリシアのことをいろいろ知れて楽しいひとときでした。

「何でも読書会」を開催しました。

2018年5月15日

メンバーの自己紹介をかねて、それぞれがお気に入りの本を1から3冊紹介して歓談する「何でも読書会」を開催しました。














今回は4つの学科から1年生2名、2年生3名、3年生1名と、多彩な参加者が集まりました。
参加者のお勧めの本は、ミステリー、純文学、脳科学の研究書、哲学書、絵本など。
やっぱり初対面の相手でも、その人がどんな本を好きかが分かれば、打ち解けるのが早いですね。
みんな自分の好きな話ができて、普段は読まないジャンルのことも知れて大満足。あっという間に楽しい2時間がすぎました。

次回は6月8日(金)の16:10から、世界でいちばん読まれている哲学書の一つ、
プラトンの『ソクラテスの弁明』を読みます。

読書が好きな人はぜひ参加してください!

読書サークル・ビブリオフィリアがスタートしました

2018年4月24日

集まれ、本好きの女子大生!
読書サークル・ビブリオフィリアがスタートしました。

第1回目となる今回は、参加者で話し合い、
前期の活動内容と実施スケジュールを以下のように決定しました。

・5月15日(火)5限「何でも読書会-自分の好きな本を紹介する」

・6月8日(金)5限「哲学書を読む-『ソクラテスの弁明』」

・7月13日(金)5限「メンバーの著書を読む-青野浩美さん『わたし”前例”をつくります』」

おかげさまで、5つの学科から、1回生3名、2回生3名、3回生3名と、とても多様な参加者が集まりました。
この読書サークルが参加者の世界を広げるものになるように、
まずは参加者一同、次回の「何でも読書会」に向けて、はりきって準備をしていきます。

ビブリオフィリアは年度途中からの参加も歓迎します。
このブログを見て興味を持った方は、賢風館1階・学習ステーションの藤田に気軽に声をかけてください!