2022年度

2月の活動(「にこにこカフェ」出張イベント)

2023年2月28日

2月は右京区役所がある「サンサ右京」の1階のMACHIKOというスペースで行われている、地域の高齢者向けのカフェ「にこにこカフェ」に出張して、イベントを行いました。コロナ禍になってから学外での出張イベントは出来ていなかったので、4年ぶりになります。

KOKA☆オレンジサロンで行っている内容から、手遊び・発声のトレーニング・ことばのトレーニングを行いましたが、来場された方々が積極的に参加してくださり、イベントは盛り上がっていました。

参加した学生の振り返りでは、「大きな声でゆっくり、はっきり話すことができた」「初めは緊張していたが、進めていくうちに来場者が話しかけてくれたりして、やりやすかた」「オレンジサロンをPRできてよかった」などの記載がありました。

来場者からは「もっとやってほしい!」との声も聞かれ、楽しんでいただけたようでよかったです。

今後は、出張イベントを少しずつ再開していきたいと思います。

2/21 絵本の読み合わせ・ゲーム@「加音」

2023年2月22日

今回は学生2人と先生1人の計3人で訪問させていただきました。

今回は、表現力向上を目指したプログラムを考えました。

絵本の読み合わせでは、『どんなかお?こんなかお!』を基に実際に生活の中で嬉しいことや悲しいことなどをお伺いしました。

「嬉しい時はどんな時ですか?」と聞くとすぐに思いつく方は少なかったのですが、趣味や好きなことを伺い、それらを行う時はどのような気持ちになりますか?と聞くと「嬉しい気持ちになります。」と答えてくださりました。

このことから私は、話をする時に抽象的に話をするのではなく、具体的かつ想像しやすい言葉で伝えることが大切であると考えました。

次に『できるかな?~あたまからつまさきまで~』の読み合わせを行いました。

この絵本はよく加音訪問で使用しているのですが、毎回皆さんとても楽しそうに絵本の真似をしてくださいました。

最後に学生が手作りした神経衰弱を行いました。神経衰弱の得意な人もいれば、不得意な人もいましたが、皆さんとても楽しんでくださいました。

今回の訪問を通して私は、具体的にまた、想像しやすい言葉で伝える大切さを学びました。上記に記載したように、「嬉しい時はどんな時ですか?」と聞くとすぐに思いつく方は少なかったのですが、趣味や好きなことを伺い、それらを行う時はどのような気持ちになりますか?と聞くと「嬉しい気持ちになります。」と答えてくださったことから、言い方を一つ変えるだけで、伝わりやすくなったり、想像しやすくなりました。

まだまだ改善すべき点はたくさんありますが、皆さんが楽しんでいただけるプログラムを作り、今後の活動に取り組みたいと思います。(W.K.)

1月の活動(KOKA☆オレンジサロン)

2023年2月22日

1月のKOKA☆オレンジサロンでは、本学の卒業生で現在大学院に進学して勉強している言語聴覚士のNさんが「摂食嚥下障害の基礎知識」の講義をしてくれました。喉の筋肉を鍛える「おでこ体操」などの実践もあり、参加者のみなさんは熱心に取り組まれていました。

学生のコーナーでは、「あるなしクイズ」が盛り上がります。「ねずみ は有って、ねこ  は無い」「クリーム は有って、スポンジ は無い」などの問題が出され、答えを早く出せるようにグループごとで考えてもらいますが、とても早く分かる方がおられて、いつも感心します。

今年の後半から、お家でお口の体操やパタカラをやっておられるかどうか、毎回アンケートを行っていますが、9月に比べると、お家で発声のトレーニングをされている方がかなり増えていて、嬉しく思いました。

アンケートの感想欄には「楽しく参加できました」「久しぶりにたくさん話せてよかった」「来てよかったと思います」「卒業生さんと学生さんと老人のコラボ楽しい」などのコメントをいただきました。異なる世代の交流の場として、これからも楽しいサロンを開催していきたいと思います。次回は3月11日に行います。

2/16 ラベルデザイン勉強会

2023年2月18日

日本酒が製造されている最中、ラベルのデザイン案をフィックスできました。法律で決められた表記も入れないといけないこと等、担当教員も含めての勉強会でした。

実際に瓶に貼ってみる予定を立てました。

2/14 内部試飲会実施!

2023年2月15日

学内第一回目の試飲会を実施できました!

学内の関係者に声かけて、瑞風館の談話室にて第一回目の学内試飲会を実施しました。「光」と「華」を決める歴史的瞬間です!

蔵元の木村さんが前回のリクエストを聞き改良した4種類の試作品を持ち込んでくださり、教職員も5、6人が参加し、最終テイスティング!

みなさん真剣に飲み比べ、感想を出し合いました。2回目の試飲となるIさんとNさんは、1回目の「日本酒の味が濃いからちょっと苦手」のところから、「うん!日本酒の味がしっかりしていいと思います!」と驚くべき変化(成長?)を見せてくれました。

全員の感想をもとに2種類の日本酒を決めましたが、アルコール度数が高め、口当たりがすっきりとしたのを「光」に、アルコール度数が低め、口あたりが滑らかなものを「華」にという意外な結果になりました。

これで正式に酒造に発注して、製造を始めてもらいます。

首を長くして出来上がりを待つ学生メンバーでした。