2019年度 京しかミーツ

エコしかクッキング 開催

2020年2月16日

京しかミーツの活動の中で一番大きな活動が、エコしかクッキングです。
毎年開催して今年は第7回です。

午前中に実習室の掃除、材料の分配実演テーブルの準備などをすませて昼食、午後から受付の準備、役割の再確認などをしました。

参加者は20人、半数はこれまでも参加経験有り、京しかミーツの卒業生も職場の方を連れて参加してくれました。

猟師さんのお話では、実際の罠猟の話や若い頃の失敗談から肉の話まで大変興味深いものでした。

シェフは鹿肉の特徴を生かした調理法についてわかりやすく説明してくださり、
そのあと包み焼きの実演がありましたので、
どれくらい焼いてから包んでオーブンに入れたらいいのか、よくわかりました。

グループに分かれての実習ではみなさん手際が良く、肝心なところはシェフに確認しながら料理されていました。
猟師の宮本さんも実習中各班を見回ってくださり、参加者の方も気さくにお話しできたようでした。
包み焼の仕上がりは各班ともシェフがチェックしてくれましたので、みなさんおいしく召し上がっていただけたと思います。

2日間、準備からあと片付けまで、みんなへとへとになりましたが、

毎年興味を持って参加してくださる方もいらして、感謝しています。

小さな活動ですが、続けていきたいなあと感じました。

 

エコしかクッキング 前日準備

2020年2月15日

エコしかクッキングの前日準備です。

材料の買い出し、各班に調味料、器具、お皿などを準備。

昨年参加した3・4年生がテキパキと準備を進めました。

当日配布する資料なども準備し、前日にすべきことは完了しました。

 

 

エコしかクッキング メニューの再試作

2020年2月12日

前回の試作で納得できなかったメニューについて、再試作を行った。

まず、包み焼は中に入れる野菜を増やし、オーブンの温度を高く設定したところ、中心温度は65度程度ですが、肉を切ると中心がほんのりピンクで、ちょうどよい仕上がりでした。

これなら本番でシェフに仕上がりを確認していただきながら仕上げることができます。
フォーは肉ではなく、スープの味と麺の量の調整です。
スープの分量を増やし、麺は先にゆでてから加えると分量の割合はちょうどよくなりました。
ナンプラーやパクチーは好みに個人差がありますので、スープの基本の味をしっかりつけることにしました。これで、安心できました。

 

 

 

右京区京北地域の視察

2020年2月5日

大学から車で約1時間、右京区役所京北出張所につきました。

まず、農林業振興センターの方から、京北地域の鹿やイノシシによる被害状況についてお話を伺いました。
ここ2~3年は被害を防ぐための柵や罠も増え、被害の届け出は年中あるものの、
被害自体は減ってきているとのことで、農林業振興センターの方々は少し安堵しておられる様子でした。

私たちは被害はどんどん広がっていると思っていたので実際のところ、びっくりしました。

そのあと、黒田地域にあるきくやカフェに伺い、京北で猟師をされている方から罠猟のこと、鹿肉のおいしい調理法について教えていただきました。
猟師さん曰く、2歳までの若い鹿の肉が柔らかくておいしいとのこと。
私たちは山林や田畑を荒らすために駆除された鹿の命を無駄にしないようにと活動しているのでこれもビックリでした。

しかし、試食にと持ってきてくださった猟師さん一押しのローストはとても柔らかくておいしかったです・・・。その後、カフェの鹿肉のフライ、つみれなどの定食をいただきました。

猟師さんにもいろいろな考えの方がおられますし、命を無駄にしないこと、美味しくいただくこと、私たちの活動ももっとしっかり考えなければなりません。

今回の視察は3人しか参加できませんでしたが、内容の濃いものでした。

 

エコしかクッキング メニュー試作

2020年2月3日

2月のエコしかクッキングで実際に作る料理を試作しました。

シェフのレシピはありますが、大学の調理室にある器具で講習会の時間内でできるようにするための試作です。

 メニューは、

1鹿もも肉の豪華なアルミホイル包み焼き
2鹿肉のフォー 
3鹿すじ肉のモッツレラサラダ

 の3品です。

アルミホイル包み焼では、もも肉500gの塊のままローストします。
肉の中心温度が75度になるようレシピより加熱時間を長くしたら、肉はぱさぱさになってしまいました。加熱方法が失敗。
サラダ用のもも肉とフォー用のすじ肉は3センチ角に切り、圧力鍋で20分加圧調理。
こちらはとても柔らかく仕上がりました。
しかしフォーの味が学生には美味しくないと不評でした。

この日はこれ以上時間が取れず、ここまでとなりました。
このままでは不安ですので、もう一度試作をすることにしました。